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精油(essentialoilエッセンシャルオイル)のブレンド


 

精油の相乗効果

1.精油の単独での相乗(共同)効果
   200種類以上の有機物で構成されている,複雑な化学成分同士が調和している状態が精油です。:
     つまり、精油は化学組成の集合体というわけです。また、識別されていない成分も精油中には多数存在しています。
     分かっていない成分であっても、それぞれの成分に効用及び毒性があるのです。そのため、精油成分に不要なものはありません。
     微量でも毒性を調和し抑制する働きを持っています。また、有効成分の効果をあげたりもしているのです。
                      ↓
                  ※ SYNERGY
                      成分同士の相乗効果によって精油内の絶妙な全体的バランスが保たれていること。
        精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド  ex-1)レモングラス中のシトラール(アルデヒド類)は、皮膚感作やアレルギー反応の
    原因物質です。しかし、レモングラスの精油は危険なものではありません。
    このように、成分個々で見ると危険な場合でも、精油の中でどのような成分と一
    緒に存在しているのか、 ということで精油自体の働きは異なります。
    つまり、他の成分がレモングラス中のシトラールの働きを抑制しているということ
    なのです。
 ex-2) ローズの精油は大量に抽出ができないため、また薔薇自体が非常に高価なた
     めに、ローズの精油を合成によって作られているようです。
     しかし、ローズの精油中には300種類以上の成分が存在しているため、まった
     く同じに作ることは不可能とされています。天然のものと合成のものとの香りが、
     人間の鼻では違いが分からなくても、身体への効果はまったく違うのです。
     たとえ、299種類の成分が分かっていたとしても天然の精油と同等のものは作る
     ことができないといわれています。



アロマセラピーの観点

  ex-2からも、精油の天然成分の相乗効果と全体的バ  ランスを重視しています。FCFはこの考えに反している  と考えるセ
ラピストもいるようです。



 VS
科学者的見地

  微量成分を軽視しています。微量成分は無視することが多 いため、精油の相乗効果は得られません。また、有効成分  のみを分離し、食品(フレーバー)、製薬(風邪薬、胃腸薬、タ バコ)、化粧品などで利用されています。

  ex)ペパーミント中のメントール:
          風邪薬、胃腸薬、タバコ、飲料水
    ブルガムユーカリ中のシネオール:
          塗布剤、吸入薬、製薬フレーバー
    パルマローザ、ゼラニウムのゲラニオール:
          ローズの合成品

                            精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド


2.精油のブレンドでの相乗効果
   精油はブレンドすることによって、作用を強めることが可能です。相乗的なブレンドは同じ作用を持つ精油を数種類(何種類でもいいと
  思いますが、個人的に5種類くらいまでがブレンドしやすいと感じています)ブレンドすることで、精油同士の相乗作用により効果が高まり
  ます。
     ex) ラベンダー+クローブ or ペパーミント or タイム → 抗菌作用アップ
         カモミールR+ラベンダー → 抗炎症作用アップ


ブレンド法

(1)インスピレーション
  3〜4種類の精油をブレンドします。感覚を磨くことが重要です。
(2) 香りの種類による組み合わせ

   1. 同じファミリー(科)でのブレンド
       プラントファミリー参照
   2. 抽出部分別でのブレンド
       プラントファミリー参照
   3. 香りの強弱
   4. 相乗的なブレンドであり、効果を期待したブレンド
       コンサルテーションによって精神面・身体面を考慮する。
           (関連性を調べ両方カバーできるブレンドにする)
        ex)カモミールR (主な作用…精神鎮静、抗炎症、鎮痛)
   5. TASTING
       ニオイを嗅いで、好きな香りでブレンドする。
       ブレンド後修正できるように、最初は低濃度で抑えておきましょう!
   6. 香りのノートのバランスによるブレンド
       香水業界でよく、用いられます。
精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド

ノート 持続時間         
トップ 30分〜2時間 最も揮発性が高く、最初に香って第一印象を決めます。
刺激・高揚作用が早いのが特徴です。
急性の症状に効果があります。

 柑橘系、ユーカリ、ペパーミントなど
ミドル 2時間〜6時間 数分後にゆっくり香りだし、フローラル系に多くあります。
主に消化や代謝などの体の機能に働きかける。

 カモミール・ローマン、クラリセージ、ラベンダー、ローズマリーなど
ベース それ以上 揮発性が低く、香りを安定させ保留剤の役割を果たす。

 シダーウッド、サンダルウッド、フランキンセンスなど

     調香師ピエースが勧めるノートのバランス
       ☆ブレンド全体の香りを滑らかにしてバランスをとる精油
       ☆単調なブレンドに一味加えて香りを修正する精油



アロマセラピーの基本的な利用法
1. 入浴                                                                精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド
  1)温熱効果:
     血管が拡張して、血流が増加することによって血行促進の効果があります。

          発汗と新陳代謝促進されることによって、老廃物が排出されます。つまり、デトックス効果です。
          細胞の新陳代謝活発化!つまり、アンチエイジングです。

  2)水圧効果
     静脈とリンパが圧力を受けることで、静脈とリンパが循環しやすくなります。これによって、冷え性やむくみの防止となり
     ます。
       *ジャグジーはさらに効果的です。

  3)浮力効果
     水中で体重は1/10となり、わずかな力で体を動かすことができます。そのため、肩こりや腰痛の緩和、全身の緊張がと
     けて筋肉が緩める働きが期待できます。

精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド 精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド

2.アロマバス

    通常の入浴に精油を4〜5滴入れると、さらなる効果がプラスされます。
      ・子供やお年寄りには少なめにする。
      ・よくかき混ぜてから入る。
      ・一人入るごとに1滴追加する(揮発するため)。

  1)温熱効果促進 & 保湿効果
     薬用成分が皮膚に浸透し、また油分が皮膚に膜を張り、熱を逃がさないため冷えにくいというメリットがあります。

   ◎柑橘系の精油を使う際は、基材(オイル、蜂蜜、ミルク)に混ぜましょう。

  2)消炎・殺菌・美肌効果
     ニキビやあせもに!

  3)アロマセラピー効果
     鼻から入ったニオイの分子は、鼻腔に到達して電気信号に置き換えられます。その後、嗅覚神経を介して視床下部に影
     響を与えるといわれています。 また、自律神経の一つである副交感神経に働きかけリラックスな状態をもたらしてくらま
     す。
     別の経路として、呼吸とともに取り入れられたニオイ分子が肺に入り、肺の中の細胞に到達します。その後、毛細血管で
     ガス交換が行われる際に血液中に入り込むことで、全身に影響を与えます。
     最後に、経皮吸収による経路です。皮膚表面を構成する真皮の細胞の隙間や汗腺及び皮脂腺からニオイ分子が入り込
     み、真皮にある毛細血管に取り込まれます。その後、血管に入ったニオイ分子は全身を循環します。
     入浴の際、特に皮膚の表面が膨張するため、ニオイ分子が皮膚表面から入りやすいのです。

3.入浴温度
     アロマバスでは入浴温度の設定も重要なポイント!
     自律神経は交感神経と副交感神経の2種からなり、相互にバランスを取り合いながら働いています。これに影響するの
     が、設定温度です。
      注)レジノイドやアブソリュートなどの粘性の高いオイルを直接お風呂に入れると、浴槽にしみがつきます(私もやったこ
        とがありますが、取れません...)。

4.様々な入浴方法

 1) 全身浴
   通常の入浴方法で肩までつかる入浴をいいます。
   浮力が働き、全身の筋肉が緩和されるためリラックス効果が高く、また頭痛、肩こり、不眠症などに最適です。

 2) 半身浴
   負担をかけないように、ぬるめのお湯に心臓より下でつかる。
   暖かさが持続。30〜40分かけて十分に汗が出てきます。
   主に冷え性や慢性疲労などの体質改善に有効です。
   入浴後は十分に水分補給を行いましょう!

 3) 腰湯
   精油3滴を入れ、浴槽に腰の高さまでお湯を張り、5〜10分つかります。
   必要に応じて1日2〜3回行いましょう。
   サイプレスとラベンダーは女性生殖器の不調や、出産後の会陰部を緩和させてくれます。

 4) 温冷交互座浴
   温水と冷水(15〜18℃程度)に交互3分毎(温水→冷水)につかることで、静脈とリンパ液の流れを刺激します。
   産後の手当て、炎症緩和、鬱血した箇所の鎮痛、便秘の緩和などに有効とされています。
   しもやけにもいいでしょう!
   必要に応じ、1日2〜3回を1週間続ける。

 5) 手浴
   洗面器に通常の入浴温度より少し熱めのお湯をはり精油2〜3滴入れます。手首の上まで10分以上つけます。 
   皮膚感染症、心身の緊張緩和、冷え性、首や肩のこり、頭痛緩和に有効です。
   特に、上半身の不調に!!!
   水中でマッサージするとさらに効果的です。

 6) 足浴
   洗面器に通常の入浴温度より少し熱めのお湯をはり精油2〜3滴入れ、くるぶし3〜5cm上まで15分以上つけます。
   皮膚感染症、心身の緊張緩和、冷え性、筋肉疲労、むくみなど。特に、下半身の不調に!!!

                                      精油(essentialoil;エッセンシャルオイル)のブレンド

4. 湿布

   マッサージできない場合やデリケートな部分に有効です。
   また、筋肉痛、捻挫、打撲等の緩和にも。

 1) 冷湿布
   捻挫、打撲傷、腫れや炎症、頭痛、発熱、眼精疲労(1滴だけ)、美容、急性の痛み、収斂作用、日焼け後、ぎっくり腰

 2) 温湿布
   古い怪我、筋肉痛、無月経、月経痛、腹痛、皮膚障害、美容、鈍痛、慢性痛、関節炎、リウマチ、腰痛、歯痛など。
   血行を促進し、痛みを和らげます。

   *症状が和らぐまで2〜3回繰り返しましょう!

 3) 温冷交互湿布
   炎症と痛み(靭帯や筋肉を痛めた時、打ち身など)が激しく、直接患部をマッサージできない場合に使えます。
   冷湿布と温湿布を作り、温冷(温湿布→冷湿布)を各2〜3分、2〜5回繰り返します。




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